こんにちは!広報担当Masakiです。
河津桜まつり開催中の河津町です。今年は例年より早めに咲き出して正直ヒヤヒヤしたものの、途中寒くなったりしていい具合の開花の進行具合です。
当園前の桜も見頃となりました
桜って実を埋めても親と同じ木にはならないって知ってました?
なぜなら「自家不和合性」と呼ばれる性質があり、同じ木の雄しべの花粉が雌しべに付着しても実を結ばないためです。
つまり実がなった場合、親とその他の種類の桜の木が受粉するのです。
河津桜ばかり並んでいるところでは当然、実は付きません。
全国の桜は殆どが挿し木によって増やされてきたのです。
河津桜は大島桜と寒緋桜の自然交配種と言われていますが、両方を掛けあわせたからといって「河津桜」になるかというとならないこともあるし、なることもあるのです。劣性遺伝子、優性遺伝子など色々あるようです。
つまり・・・
河津桜は大島桜と寒緋桜の交配種ではあるけれど、
大島桜と寒緋桜を交配させたからといって河津桜になるとは限らないのです。
桜はバラ科です。
バラも同様で、掛けあわせたからといってその目的の品種が咲くかというと違うものが咲く場合もあり、作出家は何万個もの種を巻いてその中で、安定したものを何年もかけて育成していくらしいです。