12/6 初冬のバラが咲いています


こんにちは!

しばらく更新してなくて申し訳ございません。
秋バラまつりも終わり園内は静けさを取り戻しております。

寒くなってきて、つるバラの誘引作業が始まりました。

新旧枝の入れ替えを行ったり、剪定したりしています。どの枝を残すか、色々と春の時期を想像しながら手入れしていきます。
全てを新しい枝にするわけではありません。デザインを考えてバランス良く枝を選んでいくのです。

バレリーナという品種でつるバラです。つるバラは一季咲きのものが多いですが、こちらは「返り咲き」の特性を持ち、不定期に開花します。花ガラを取らないと写真のように赤いローズヒップ(実)をつけます。生長して安定したらこのように両方楽しめます。

本日のピックアップローズは「ゴールデンモニカ」

ゴールデンモニカ

1992年、ドイツのタンタウ作出の黄色いバラ。
寒くなると色濃くなり、オレンジっぽくなっていました。
この品種はモニカの枝変わりです。

バラは品種によっては、元株からの枝変わりによる品種の固定というものが意外と多くあります。

枝変わりとは、その名の通り、枝の途中、枝の一部、枝の一方面がおおよそ元株のそれとは違った形相をもって、なおかつ、その性質違いが枝分けしても特異な性質を残し、自立自生できる状態になったものを指しています。

さて本日のバラさんたちの一部です。意外にも結構咲いていて寒さもあるので一度開花すると長持ちしているようです。春の時期よりも濃厚な色合いを出す品種が多いですね

12月1日より入園料が大人300円、小中学生100円となっています。かなりお得感がありますのでぜひバラを見にいらしてください。