こんにちは。
このところ、よくバラについて電話がかかってきます。
「新しい枝がいっぱい出てきたけどどうしたらいいかわからない」的な内容です。
いわゆるシュートと呼ばれるものです。
バラの株元から勢いよく出てくる新芽の事を「ベーサルシュート」といいます。
このベーサルシュートは次の年以降に株を作っていく大切な枝になります。
四季咲き性のバラ
このシュートは先っぽを折ってしまうほうがいいのです。
20cm位伸びたら先の3cmくらいをポキッっと折ってしまってかまいません。
指で折れるぐらいの細さで行うのがベストです。
樹勢が強いとすぐに脇芽が成長します。
脇芽がまた20センチほど伸びてきたら再び頭頂部をピンチします
これを繰り返していき、他の枝とのバランスをみてデザインしていきます。
つるバラのベーサルシュート
つるバラのベーサルシュートは折らないでおきましょう。
8月が1年で最も台風が多い月なので、強風で折られないよう地植えのつるバラは
軽くフェンスや支柱にとめておき、12月に誘引できるようにしておくのがいいと思います。
ビニールタイなのでゆるめにとめておきます。枝が柔らかいのできつくすると傷ついてしまいので
注意してくださいね。
台芽とベーサルシュートの見分け方
台芽とはつぎ木の台木そのものから生じるシュートのことです。
見分け方があります。
それは色。赤い枝がベーサルシュート、台木から出る台芽は緑色をしていて葉は明らかに違うものが出てきますし
葉の開き方がはやいです。
参考になれば幸いです