11/11秋の趣


朝晩の冷え込みですっかりバラも秋の粧となりました。

秋のバラはやっぱり近くで見るとキレイですね。秋は花が小さくなると言われますがそんなことはありません。
当園では秋のほうが大輪をつけることが多いのです。

さて本日のピックアップローズはこちら

メイアン作出のクリーミーエデン。淡いクリームイエローですが弁の端が緑がかった優しい色合い。クラシカルなのにモダンの要素もマッチしている人気のバラ。
中輪ですが、たくさんの花をつけます。

エデン(EDEN)とは旧約聖書でいう、人類の始祖アダムとイブが暮らしていた楽園のことです。

趣向を変えて普段撮らないバックショットwこの子はだぁれ?

正解はコルデス作出の「クレオパトラ」花弁の裏側は黄色がかっています。
表は真紅です。表撮るの忘れました(汗)

絶世の美女とか、美女の代名詞などとも言われるクレオパトラは、バラをこよなく愛し、バラの花を浮かべたお風呂に入り、寝室にはバラの花を敷き詰めていたとか。
実際は「彼女の美貌そのものはけっして比類なきものではなく、見る人をはっとさせるものでもないと言われていた」(歴史家プルタルコス)

つまり見た目というより彼女の内なるものから来る真の美しさだったと思われます。

それでは本日の園内のバラたちです